$ 0 0 最近、また落語を聴きはじめました。 イチオシは、やはり中村仲蔵。 拍手が来るようでは芸は未熟。本当の芸を極める域に達した時は、客席は一瞬にして静まりかえる。なんて噺も出てまいります。 落語を聴いていると、その向こうに江戸が見えてきます。 歌舞伎では、大向う。まさに江戸庶民の声。心の笑い叫び。附けも、一瞬の静寂を生み出す句読点のようなもの。劇場や芝居茶屋はお客様をいかに楽しませるかの工夫。役者はいかに舞台に集中させるかの先人達の工夫が今に生きています。 落語・中村仲蔵に出てくる弁当幕と呼ばれた忠臣蔵五段目。これを名場面に仕立てたのも1人の役者がふと出会った侍が ヒントを得てこしらえた工夫があったからこそ。 江戸は遠くて近い存在です。歌舞伎、文楽、落語、講釈、たくさんの芸能が演じ語り伝えています。 観劇マナーなど細かい事は少しだけにして、肩の荷を降ろして、江戸を感じながら楽しんでください。 さぁ、今日も幕が開きますよ! #kabuki #歌舞伎 #附け打ち Yamasaki Tohruさん(@tohruyamasaki)がシェアした投稿 - 2017 Oct 16 11:31pm PDT